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ベニバナイチヤクソウ、グンナイフウロなどの旬の花

2020/06/21(日)
今日の磐梯山は晴れたりガスッたりでした。
晴れていて太陽の熱が体に降り注いで暖かいと感じた直後に下界からガスがダイナミックに湧き上がって寒さを感じることの繰り返しでした。
登山者数は、今年最高を記録しました。
中止になりました山開き開催予定日(5月24日)の登山者数である約400人を大幅に更新する700人強だと感じました。
コロナから国民を守っていた「自由意思による移動の自粛」が解禁された影響でしょうか?
たくさんの登山者の笑顔を見ることができて、とても幸せな弘法清水小屋のスタッフでした。
ありがとうございます。
1枚目の写真は、沼の平のベニバナイチヤクソウの群落です。
茎の下部の花芽から上に向かって次々に開花していきます。
ベニバナイチヤクソウが自然環境に合わせて生存するために創り出したであろうルールを毎年厳格に守る姿を感じました。
巷間のルールを逸脱する身勝手な出来事の報道(山では報道だけが世間を知りえる手段です)と自然の摂理に合わせた種族の生存のための活動がこんなにも違うものなのかを目のあたりにしました。
そんなマイナーな気持ちを払拭するベニバナイチヤクソウの凛とした立ち姿の写真です。
ベニバナイチヤクソウのすぐ近くで開花のために太陽のエネルギーをためていた「グンナイフウロ」が開花しました。
不思議な姿です。
福島県では磐梯山にしか生存していないという文献があります。
短い花期ですが、人間の五感に訴える「何か」を感じさせられる花です。
やはり、沼の平に咲く「テガタチドリ」です。
登山道沿いに一人で咲いています。
実は、4~5日前までは、すぐ近くに別のテガタチドリが咲いていたのですが、今日は跡形もありません。昨年もそうだったと記憶しています。
さみしくはないのでしょうか? 1株だけひっそりと咲いています。
他人事ながら、「来年こそは、仲間に会えて色々なお話ができるといいな」と思ってしまいます。
今年から弘法清水の仲間になった、小屋のすぐ下のミヤマオダマキは花びらを落として、種を育てる段階になりました。
恐らくは、蝶々さんや蜂さんたちの手助けで、子孫を残すことができたのだと思います。
そして、弘法清水小屋から猪苗代登山口に15m程度下ったところに毎年鮮やかな青紫色の姿で人間の目を楽しませてくれるミヤマオダマキが満開の状態になりました。
もうすぐ受粉を経て花びらを落とし、子育てに入るのでしょう。
今日、磐梯山に登ってこられた登山者のうち一体何人の方が「バンダイクワガタ」を求めて登られたのでしょうか?
小屋におりますと、バンダイクワガタの咲いている場所を尋ねられる登山者が相次ぎました。
弘法清水小屋のオリジナルバッチは「バンダイクワガタ」と「「ミネウスユキソウ」をデザインした2種類だけなのですが、今日は「バンダイクワガタ」のバッチを求める登山者の方が多かったようです。
実は、弘法清水小屋の概ね東側に20m程水平移動したところにバンダイクワガタの小さな群生地があります。今日、何度も登山者を案内しました。
ですが、圧巻は裏磐梯登山口から火口壁を登り切ったすぐ上部の西側斜面です。
がれきの斜面が青い斜面になります。
写真は、三合目上部の小群落です。
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